医療レーザー脱毛の仕組み
医療レーザー脱毛とは
特殊なレーザーを使い、毛を生やす組織にダメージを与える医療レーザー脱毛。短期間・少ない回数の治療で、ムダ毛を心配しなくていい美しい肌へ導くことができる、大人気の治療法です。
脱毛というと脱毛サロンをイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、実は脱毛はクリニックだけができる「医療行為」です。
もう毛が生えてこないような強いダメージを与えることができるのは、医師が常駐しているクリニックで行う医療脱毛だけ。「永久脱毛」は、クリニックの医療レーザー脱毛だからこそ期待できる効果なのです。その効果は、脱毛エステなどで行っている光脱毛とは大きく違います。
こちらでは、永久脱毛を実現する医療レーザー脱毛の仕組みについて、詳しくご紹介いたします。
医療レーザー脱毛の仕組み
Step
01
患部に
レーザーを照射
針脱毛は施術の際に毛を伸ばしておく必要がありますが、医療レーザー脱毛を受ける場合は照射する部位の毛をあらかじめ剃っておく必要があります。
毛抜きなどで毛をぬいてしまうと毛の周期が乱れてしまい、医療レーザー脱毛の効果が思うように発揮されないことがあるため、毛の事前処理は必ずカミソリやシェーバーで行います。
Step
02
毛が持つ色素に反応して
毛乳頭を破壊
照射されたレーザーは毛が持つメラニンという黒い色素にだけ反応します。レーザーの熱は毛のメラニンを頼りに伝っていき、毛の根元にある「毛乳頭」という細胞を破壊します。
毛乳頭は毛に栄養を与え成長させる役割を果たしますが、毛乳頭を破壊することで毛乳頭の機能を停止し、その毛穴からは毛が生えてこなくなります。
※ジェントルレーズの場合
Step
03
レーザーを受けた毛は
1~2週間ほどで自然に脱落
脱毛によって肌に傷が残ることはほとんどありませんが、毛に与えたダメージが肌の内部に伝わり熱をもっているため、脱毛後は患部を冷やす必要があります。
レーザーの照射を受けた毛は照射後1~2週間ほどで自然と抜け落ちていきます。レーザーは成長している毛にだけ反応するため、毛が生えてきたら再び照射を行う必要があります。
医療レーザー脱毛が1回で終わらない理由
医療脱毛では、通常5~6回レーザーを照射する必要があります。なぜなら、毛には毛周期という生え変わりのサイクルがあるからです。
毛は、成長期・退行期・休止期という3つのサイクルを繰り返しています。周期は部位によって異なりますが、女性の場合、毛髪は約4~6年、ワキ毛は約2ヶ月でひと回り。一周すると、新しい毛が生えてきます。
私達の目に見えているのは、成長期と退行期の毛のみ。ワキ毛の場合、30~40%が該当します。残りの毛は休止期に入っているため、目で確認できません。しかも、その30~40%のうち医療レーザーで脱毛できるのは、メラニン色素を多く含む成長期の毛だけ。そのため、5~6回の照射が必要となるのです。
ただし、5~6回でしっかり脱毛を終わらせるには、毛周期や肌の状態を考慮したスケジューリング、レーザー照射の技術といったクリニック側の対応力が重要です。当院では、一人ひとりの毛質・肌質に合わせて、最適な施術を行っています。
町田マリアの医療レーザー脱毛
町田マリアクリニックでは、成長期の毛にしっかりと熱を与えるため、特徴の異なる2種類の脱毛レーザーを使用して施術を行っています。
ご用意しているのは、日本人の肌に最適なアレキサンドライトレーザー「ジェントルレーズ」と、軽い日焼け肌・色黒肌にもレーザー照射できるダイオードレーザー「メディオスターNeXT PRO」です。患者様の肌質・毛質に合わせて使い分けます。
施術中もレーザーの出力や角度を細かく調整し、細心の注意を払ってレーザーを照射します。豊富な脱毛症例と丁寧な診察を元に、あなたに合わせたオーダーメイドの医療レーザー脱毛をお届けいたします。